KASANEとは

設立メッセージ

私たちが暮らす日本という国は先進国・OECD加盟国に絞ると、世界第3位の森林大国です。私たちが当たり前に吸っている空気も、飲んでいる水も全て森林が支えてくれています。暮らしの中でも木造住宅や家具や食器など森林から提供されるもので成り立ってきました。

その事実も踏まえ、森林大国であると認識して暮らしている日本人がどれほどいるでしょうか。

森のことと人や暮らしのことが繋がっていることをもっと身近に感じ、日本の森林に目を向けてもらいたい。そして道具も含む日本の木の文化や木にまつわる日本の文化を伝えていきたい。

そんな想いに駆られ2017年、KASANEの前身であるmusubiという任意団体を立ち上げました。まずは子どもたちに伝える取り組みを始めた矢先に訪れたコロナ禍。この出来事を通して「高齢者」「まちづくり」という視点が加わりました。

森を守るには、森で働く人を守ること。子どもを守るには子どもを育てる親世代を支えること。地域を守るには現在最も地域活動に取り組んでくれている世代の高齢者を支えること。そんな思いが強くなり、より一層真摯に森と地域の課題に取り組むために法人化することを決めました。

森と人の命を結び未来にかさねる

森の健康が守られれば人の健康も守られる。そうすればきっと日本らしい暮らし方を次世代に受け継いで行ける。折り襲なる

大切にしたいこと

・木のものづくりを通して、日本が大切にしてきた和工具の使い方を伝え、日本の山や木に親しむ人を育てます。
・木のものづくりを通して、高齢者と子どもたちが繋がっていく学びの場を提供します。
・木のものづくりを通して、山や木のことを若い世代に伝え、林業木材産業の担い手づくりに貢献します。
・木材に限らず森の恵みを生かした取り組みを通して、森も人も元気になれる活動を創出します。

メンバー紹介

代表理事

松井 勅尚

アーティスト

元岐阜県立森林文化アカデミー教授。

山村での8年間の生活や木でつくることを通して、自然は思い通りにならないことを実感。本来日本人が持っていた“人の命と木の命を分けない”思想が失われてきていることに危機感を感じ、アート(価値の問いかけ)や木育を手段としたWSなど様々なご縁を生かし伝えることを実践してきた。

コロナ禍を経て、森と人の関係性について「健康」という概念を通して、改めて捉え直し学び直しながら地域づくりに向き合っている。

主な活動

1998ダラムサラにてチベットハンディークラフトセンター及びチベット文化について調査
1996-2002名古屋造形芸術短期大学(工芸史)非常勤講師等。
2001岐阜県立森林文化アカデミー助教授(2008-2020)教授
2004-2006静岡大学非常勤講師。
2012-2019岐阜県立看護大学非常勤講師。
2014 レッジョ・エミリア・アプローチ視察(イタリア)。その思想にインスピレーションを受け合意形成手法として「MOTTAINAI 工房」「木育カフェ」を考案。
2018 中国江西省にて木育研修及び木育講座実施(岐阜県との友好提携30周年事業)
2025.4.4 一般社団法人KASANE設立

2010-2018林野庁補助事業木育推進委員会委員
2010-2012林野庁補助事業「幼児のための木育カリキュラム開発」

2016「森のめぐみの保育環境セミナー」基調講演(東京都庁)など講演多数

2015-2023大口町公立保育園における木育監修(愛知県大口町)
2018-2026「みやざき木育」監修(宮崎県)
2020-2024「やまがた木育」監修(山形県)

2020三重県森林環境教育・木育のあり方検討会 外部有識者(三重県)
2022-2023宮崎県森林環境教育・木育・キャリア教育勉強会 外部有識者(宮崎県)
2023やまがた木育推進委員会 外部有識者(山形県)

主な造形活動

1983第29回一陽展(東京都美術館)青麦賞受賞
1987名古屋駅前モニュメント設計競技(名古屋市)入賞
1988第34回一陽展(東京都美術館)安田火災美術財団奨励賞受賞
1989第23回現代美術選抜展(文化庁)
1990第9回安田火災美術財団奨励賞展(安田火災東郷美術館)
1999第5回芸術倶楽部大賞展(目黒雅叙園)大賞受賞   
2002~2006「和の生活」展プロデュース(飛騨市山樵館など)        
2010~2011「和の造形セッション~彫刻と工芸の間で~」展プロデュース   
2024まで 一陽会彫刻部委員。

著書・論文

「幼児の心とからだを育むはじめての木育」編著(黎明書房)
「福祉のための民俗学 回想法のススメ」岩崎竹彦編著 分担執筆(慶友社)

「祭礼のデザインを決定するものー高山祭八幡祭屋台の『型』についての研究ー」
名古屋造形芸術短期大学紀要第3号ー1997

「モノと空間」
名古屋造形芸術短期大学紀要第4号ー1998

理事

吉田 理恵

木育コーディネーター

元岐阜県公立中学校教員。
musubi代表(〜2025.4.3)。

教員時代に不登校やいじめ問題と向き合い、教育とは何かを考え続けてきた。一方母親として自分の子どもを育てる中で、子どもたちにとって何が大切なことか?を模索している途中で「木育」という”教育”に出会い、木育は「実践的道徳教育」であると実感。特に長女が事故に遭い救急車で運ばれたとき、地域の高齢者の皆さんに助けていただいたことをきっかけに、「社会的家族」を作ることを目指して、木育を手段とした地域づくり、人づくりに力を注いでいる。

主な活動

2002~岐阜県公立中学校教員として約10年間勤務       
2017.5~任意団体musubiを立ち上げる              
2017~美濃市土曜の教育活動(美濃市教育委員会)                
2020~2024岐阜県立森林文化アカデミー非常勤講師及び評価委員                       
2022-2023宮崎県森林環境教育・木育・キャリア教育勉強会 外部有識者(宮崎県)
2023やまがた木育推進委員会 外部有識者(山形県)
2023~2025せきうちマルシェ(関有知高校)
2025 .4.4一般社団法人KASANE設立

理事/事務局長

堀 誠一

岐阜県木材共同組合連合会事務局長

元岐阜県林政部職員。

県職員時代に岐阜県立森林文化アカデミー教務担当として開学から10年にわたり森林技術者の育成に関わり、その中で代表理事松井元教授との出会いにより「木育」の概念と実践を知ることになった。

そして、森林・林業・林産業の推進には、人と木の触れ合いを通じて木への憧れを呼び戻すことが重要であるという考えが加わることになった。

森林文化アカデミーを離れ十年余りが過ぎ代表理事との偶然の再会により、森林・林業・林産業の推進だけでなく高齢者福祉(生きがいの形成)に繋がる木育の実践を知り大きな感銘を受け、木材業界の推進に関わる仕事に携わる傍らKASANEの事務局を担当している。

パートナー

筑波大学医学医療系エンパワメント科学研究室 教授 

安梅勅江(あんめときえ)

KASANEを応援しています!

私たちは、誰もが夢を持てる世界A World of Possibilitiesを実現するため、みんなで一緒に幸せになる共創ウェルビーイングCo-Creative WellbeingとエンパワメントEmpowermentの研究をしています。

KASANEの活動は、まさに地球環境保全とともに世界の誰もを幸せにする、すばらしいモデルです。ぜひ多くの皆さんと、この活動をご一緒できましたら嬉しいです。

団体概要

名称 一般社団法人KASANE
設立 令和7年4月4日
定款 定款はこちら(PDF)
役員 代表理事 松井 勅尚
理事 吉田 理恵
理事/事務局長 堀 誠一
住所 岐阜県関市小屋名974