御嵩町”木育アプローチ”始めました

冷やし中華始めました・・・みたいなお気楽な見出しになりましたが(笑)。

6月1日(月)に御嵩町で「木育アプローチ」というプロジェクトをスタートさせました。

シビックプライドの醸成、シチズンシップを育むことを目的に

「木育」を”まちづくり・人づくり”の手段として活用するという

これまでの木育のイメージを覆す取り組みを御嵩町とタッグを組んでやっていこう!!

というプロジェクトです。

(その準備として以前に投稿した自由学園の視察がありました)

暮らす人たちから教わる

まず取りかかったのは「地域住民の皆さんから御嵩町についてヒアリングする」ことです。

役場職員の方が事前に地域サロンを拾い出し、連絡調整をしてくださいました。

平日日中にアプローチできる方々、御嵩町に長年暮らしている方をターゲットにすると

おのずと高齢者の方に絞り込まれます。

私たちのオリジナル合意形成プログラム「木育カフェ」で

皆さんに木の小物づくりをしながら、楽しくおしゃべりをしていただきました。

サロンの主催者からやりたい教材の希望を事前に受け付けていて、

このサロンでは「木のしおり」を作ることになりました。

私は老眼が進んで来て小さな活字を読むことが苦痛になっているのですが(笑)

このサロンの皆さんは読書がお好きなご様子でした。素敵です!

今回の目的は「ヒアリング」です。そのためには記録をする人が必要となります。

役場職員さんだけでは人数が足りなかったため、

関市で活躍されているアクティブGメン♪75木育Gメンのお二方に助っ人に来ていただいて

記録をしてもらいました。

文字を書くことが苦ではないお二人で、さらに紙やすりの指導も完璧な木育Gメンですから

本当に心強いです。このような人材を御嵩町でも育成(人づくり)しようとしているのが

この”御嵩町木育アプローチ”の目的の一つでもあります。

自己紹介の中で出身地や子どもの頃の遊びを聞いたりしたのですが

意外と町外から移り住んだ方が多く驚きました。

女性は「お嫁に行く」というライフステージの切り替わりがあるため

予想がつくのですが

「飛行機関係の会社に勤めていたから・・・」とか

「宮崎県出身だ」とか。

仕事のご縁で御嵩町に来られた人が多かったのが興味深いです。

自己紹介が終わった後には

御嵩町の「自然・歴史・文化」というキーワードで

自慢できるスポットを地図に記していただきました。

「ここの桜は毎年きれいだよ~」

「このお店は県外からもお客さんが来ていて賑わっているよ」

「御嵩は宿場町で重要な地域やったで、裁判所もあるんや」

など新旧入り混じった情報をたくさん引き出すことができました。

当たり前になっていることこそ重要な手がかり

この日を皮切りに7月8月と御嵩町のさまざまなエリアで木育カフェによるヒアリングを実施します。

住民のみなさんにとっては当たり前のこと、当たり前の光景になっていることこそ

実はとても大切なことである、と私たちは認識しています。

ご当人たちが気づいていない価値をどれだけピックアップすることができるか?

それが私たちに求められている役割です。

御嵩町との関りはもうかれこれ5年ほどになります。

まだ私が任意団体musubiとして活動している頃です。

きっかけは役場の担当者が講座の講師を探す中で岐阜県立森林文化アカデミーのHPに載っていた

学生の時に私が書いたブログを読まれたことがきっかけでした。

その当時でも4~5年近く前2017年ころのブログです。

そこから子ども向け、親子向けの講座を何年か依頼を続けてくださっていましたが、

町長が変わられるといったように御嵩町の状況も変わったり、担当者も変わっていく中で

課題とするところが段々と明確になり、

こうしてまちづくりの一端をお手伝いさせていだくまでになりました。

私たちこそ当たり前になっていて気づきにくくなっていたことを

御嵩町の職員の方々に価値を見出してもらい、改めて認識(自覚)できるようになったのだと言えます。

どちらか一方が担うのではなく、行政の役割、KASANEの役割、

得意不得意をそれぞれが補い合うように、お互いの良さを引き出していけるように

両輪でこのプロジェクトを加速させていきたいと思います。

文責 吉田理恵